こんにちは!ユッカです。
今日はお部屋探し初心者さんが戸惑いがちな、「初期費用」についてお話します!
お部屋を借りる際には纏まった額のお金がかかりそうなイメージがありますよね。
掘り下げると様々な名目の費用がかかるのですが、今日は最もメジャーな敷金・礼金について解説していきます。
敷金って何!?
敷金。初めて聞く方には、敷くお金?なんじゃそりゃ(‘Д’)?って感じですよね。
“敷金”という名前の由来までは分かりませんが、簡単に言うと大家さんに預けるお金です。
なんで大家さんにお金を預けないといけないの?
はい。敷金を預ける目的はだいたい次の3つ。
3つに対しての保険のような意味合いです。
- 家賃を滞納した場合、敷金から取り崩すため
- お部屋や建物を破損させてしまった場合の修理費用に充てるため
- お部屋を退去する際の原状回復費用(借主負担分)に充てるため
1.家賃滞納に対して、敷金から充当のケース
家賃を滞納した際は通常の場合、連帯保証人や保証会社に賃料を支払ってもらう事になることが多いのですが、そのどちらからも賃料を回収できないとなった時、敷金から滞納分の家賃に充当するという感じです。
2.室内や建物を破損した場合の修繕費用に充当のケース
お部屋・建物を破損してしまった場合はというと・・・
借主さんがわざと壊しちゃった(故意といいます)、うっかりして壊してしまった(過失といいます)のどちらの場合でも、借主さんに修理の義務が発生します。
そんな時、大家さんから借主さんに修理費用を請求するのですが、借主さんがなかなか費用を支払ってくれない場合、敷金から差し引いて清算することがあるという感じです。
ちなみに、1のケースも2のケースも、敷金から清算するかどうかを決める権限は大家さんのみにあり、借主さんが敷金をどう使うか決めることは出来ないのが通常です。
3.退去時の原状回復費用に充当するケース
お部屋を退去する際、ハウスクリーニング費用を負担しなければいけない場合があります。
そのハウスクリーニング費用を預けておいた敷金から差し引くというケースが非常に多いです。
ひとり暮らしのワンルーム賃貸だと、およそ2~3万円前後でしょうか。
クリーニング費用を差し引いて、おつりが出れば残金は返却されます。
私が携わったケースで、敷金の使われ方として一番多かったのがこのケースですね。
家賃滞納もなく、故意過失の破損もなく、普通に生活して普通に支払いをしていれば、自ずとこのパターンになる事が多いでしょう!
敷金って幾らくらい預けるの??
敷金の相場・・・気になりますよね!
地域差も大きいのですが、ユッカが働いていた東京23区だと月々の賃料の0.5~1ヶ月くらいが多かったです。
(大阪なんかは敷金ゼロが多いようですね!)
敷金がゼロの物件もちょいちょい見かけますが、クリーニング費用が別途必要だったり、保証金という名目で1ヶ月分程度かかったりと、他の名目で敷金意味合いに近いお金がかかる場合も多いです。
ひどい場合は、敷金を取らない代わりに礼金が相場より高いなーんて物件もあります。
本当に敷金がゼロで、似たような意味合いの費用も掛からない物件というのは、わりとレアでしょう。
下図のように、お部屋探しサイトで調べる際は少し下の方までよく見て、詳しい初期費用を確認するようにオススメします!
出典:at home
敷金まとめ
ここまで敷金についてザザッと説明しました。
要するに敷金は預け金なので、家賃を滞納したり部屋を破壊したりなど、何事も起こさなければ、退去の際ある程度返ってくるお金です。
初期費用として数万円かかるのは大きな出費ですが、無意味に支払っておしまいの費用ではありませんので、契約時に預けておく意味はあると思うのは私だけでしょうか(^▽^;)?
“クリーニング費用退去時払い”などの物件は、退去時=次の物件の契約時になるパターンが多く、退去費用と新たな物件の契約費用が同時にかかってくる事になります。
支払えるものは前払いしておいた方が気が楽なのではないかと私は思います。
以上、敷金編をお送りしました♪
敷金だけで長くなってしまったので、今日はここまで!!
ではまた次回、礼金編でお会いしましょう(^^)/
※お部屋探しの疑問・お悩み相談などはコメント欄にご記入いただければ簡単なアドバイス可能です。
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