いっぱい引っ越した話〜女子寮編〜

体験談

学生寮ってどう~寮生活のメリットデメリット

18才で上京してから35才で今の自宅に落ち着くまで、合計9ヶ所に住んだ。
なかなかの引っ越し上級者だなと思う。

17年で9ヶ所なので、およそ2年に1回引っ越している計算。

別に引っ越しが好きというわけでは無いのだけれど、色々あってこんな回数になったという結果になった。

いざ!初めてのひとり暮らし!!

まずは記念すべき1件目、最初に住んだのは進学した学校の女子寮。
場所は都内23区。

自室には備え付けベッドと勉強机があるだけで、広さは6帖あるかないか。

トイレ、洗面所、お風呂は共同。
キッチンは無く、食堂のおばちゃんが給食さながら朝夕のご飯を用意してくれるスタイル。

門限もバッチリあって、朝はたしか7時頃からしか寮のエントランスが開かず、夜は22:30で閉門という規則だった。

自室の鍵は、寮の受付に預けて出かけないといけなかったので、その鍵を元に学生が在室しているか外出しているか舎監が把握しいるという、なかなかの厳しい監視システムなのだ。

もし無断で門限を破ったら、鍵を開けてもらえないのはもちろんの事、反省文を書かなければいけない規則だった。

実際に反省文を書かされている友達もいた。

真面目だった私はそんな事になったら大変だと、夜おそくまで遊んだ日なんかは、猛ダッシュで門限に間に合うように帰ったものだ。

そういえば、ゴミ出しの監視もかなり厳しく、マジックで自分の部屋番号を記入された寮指定のゴミ袋で出さなければいけなかった!

分別のルールを無視したゴミ袋が見付かった場合、誰のゴミかすぐ分かるようになっていたのたΣ( ̄ロ ̄lll)

あと、男子禁制。
男性で入っていいのは本人の父親のみ。理由は、兄弟って言われても本当か嘘か判断がつかないからとの事だった・・・

女子の友達はというと、夕食の始まる18:00には退出してもらうという徹底した規則だった。
(寮のご飯を外部の人が食べてしまわないための対策らしい!)

なんだかんだで色々と規則があったが、入寮したその日から友達も出来たし、栄養バランスの取れた食事が毎日食べられたし、セキュリティも厳重だったので、初めて東京で一人暮らしを始めた私にとっては快適な住処だった。

仲のいい子と一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、誰かしらの部屋に集まってテレビを見たりおしゃべりする。
とても楽しかった。

それに、親も安心して娘を東京に出せたであろう。

もし、進学予定先に学生寮がある方は、入居を検討されてみるのもオススメだ。

ここで改めて学生寮のいい所と悪い所を挙げてみよう。

-いい所-
・ご飯を出してもらえる
・まったく接点のない学部の学生と知り合える
・友達が大勢住んでいるので台風の日なども心細くない
・民間賃貸を借りて一人暮らしするより割安
・同じ属性の人(ここでは女子学生)しか住んでいないので安心
・トラブルなどがあれば学校に相談できる

-悪い所-
・トイレ、お風呂などが共同
・規則に縛られる(門限、掃除当番など)
・一人でいたい時も四六時中友達と顔を合わせる
・学生ノリで夜など騒ぐ人がいる
・卒業のタイミングで引っ越す必要がある
・一人部屋とは限らない(二人部屋などの場合もある)

いかがだろうか?

何事も良い面があれば悪い面もあるので『モノは試し』人生経験として、学生寮に住んでみてもいいかもしれない。

私はというと、18才の頃は生活能力も無かったし、知り合いもまったくいない土地にいきなり一人で放り出されるよりは、学生寮に入って親元を離れる練習が出来たので非常に良かったと思う。

いきなり本気のひとり暮らしをしていたら、家賃は滞納するわ、公共料金も滞納するわ、ロクな食事も摂らず、ゴミ屋敷に住まう汚ギャルとなっていたであろう。

ひとり暮らしへの助走、大人への階段として、個人的に学生寮はオススメだとこの記事を執筆して思った次第です。

自己紹介
ユッカ

宅地建物取引士。自称『不動産オタク』です。

子どもの頃から物件を見るのが好きで、折込みチラシを眺めては理想のお家を妄想していました(^▽^;
モデルルームを見に行くのも好き♪

不動産好きが高じて26歳の時、不動産屋ではたらく事に!!
約7年、都内で賃貸仲介営業として勤務していました。

賃貸仲介営業職~不動産事務職~賃貸管理会社向けコンサルティング職と、不動産賃貸業界に十数年たずさわってきました。

今はお客さんと直接お話しできる機会が少なくなったので、ブログを通して、お部屋探しのお手伝いを出来たらいいなと思い、このサイトを立ち上げました♪

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